ひざこぞうに
おでこつけて
三角すわりした君の

閉ざされたままの
季節の扉を開けるには

手のひらに
すっぽりとおさまって
握りしめることのできる
そんなサイズの鍵が必要

今ここにあるポケットの
右と左
探しても見つからない

だけど
ひとりきりで
うなだれることはないさ

それは
ひとりにではなくて
みんなのどこかに
きっと眠っているはずだから

あたらしい季節が
かくれんぼしてた季節が
ふたたび
君に訪れるよ

はじめましての君たちが
はじめましての笑顔を
向かい合って
交わしていた時

見失わないようにと
あの鍵に結ばれていた鈴が
突然震えるように
胸の芯まで
響いてくる気がしたよ

今までの君に
さようなら
これからの君に
こんにちは

見えそうで見えなかった明日が
目の前ででゆっくりと
回転しながら光を呼んでる

すべての君が
はじめましての季節の中

手のひらに君の手のひらを
すっぽりとおさめてくれた
あたらしいともだち
















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この記事へのコメント

2011年05月24日 14:10
eriさん、いつもコメントの返事に、あたたかな言葉ありがとうございます。

eriさん、 鍵に結ばれている幸せの鈴を、誰もが持っているんですね。そして、新しい出会いが、扉の向こうに待っているんですね。雨上がりの青空のように・・・。
2011年05月24日 18:41
ふーちゃんへ
こちらこそ、心に残る風景や言葉を頂き、ありがとうございます
ねえ、ふーちゃん。不思議ですよね。たいせつな鍵には、みんな何かしら目印をつける・・・キラキラしたビーズ細工だとか、音の綺麗な鈴だとか・・・。人の心の鍵にも、みんな、なにかしら目印をつけているような気がしたのです。たいせつなものを落としてしまいそうになった時、完全に見失ってしまわないように・・・
2011年05月24日 19:52
こんばんは♪

心と鍵をテーマにした、優しい詩。
同じような形でも、人それぞれ、
大きさも、鍵穴も違う。君だけの鍵。
新しい季節の扉を開けることのできる鍵、
きらきら光る、かわいい鈴と鍵が
心に想い浮かびました^^*
2011年05月25日 14:03
メイさんへ
引っ込み思案な心の扉をあけるのは、なかなか勇気がいりますよね。最近、子供の幼馴染が、急に転校になりました。おとなしいお互いは、初めの頃、どうしていいのかわからず、とにかく手をつないでニコってしあいながら、仲良くなっていきました。その子の新しい場所でのしあわせを願わずにいられません人それぞれにある心の鍵。メイさんの日常にある季節の鍵が、眩しい扉を開いて、新しいしあわせの発見に出逢えますように

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