氷上の旅

君の名前の一文字が入った
異国の島をみつけたよ

遠い世界の氷の島
広げた一枚の世界地図の上

親指と子指を
精一杯広げても
まだまだ足りないくらい遠い

何者も踏み入ったことのない
氷の世界
奥深い心の未開の地

君に上陸してみたい

人は君のことを
冷たい人だというけれど
僕はそうは思わないんだ

長い間
誰かに決めつけられて
固まり続けた分厚い氷の幻想

思うようにしゃべれないことが
どうしてそんなに冷たいの

言葉足らずで
凍りついたままの君への誤解

三角形のうつむいたまま座る
かなしい氷の山

僕の周りにある
ありったけの光とぬくもりを
にのうでに溜めて旅に出たい

あらゆる氷をかき割りながら
白い船になって突き進む

君に上陸してみたい

そこにはきっと
ミドリナデシコみたいな
つつましやかな花が咲いてる

限られた季節の短い光の中

あの日見せた君の
一瞬のほほえみの花をもう一度





**MYDEAR / 新作紹介欄掲載(一部改変)**

***ありがとうございました***





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この記事へのコメント

2020年03月30日 20:41
eri

ひらひらと さんへ

お久しぶりです。

義母と実父の入院。勤務先では多くの退職者のによる人手不足で、例に見ない忙しさ。両方の親が通院に変わるまで、何が何だかわからないまま、3つを回る毎日でした。また、多くの方々に助けていただいた毎日。感謝の毎日でもありました。

今、少し落ち着いて、ここに戻ってこれてよかったです。気持ち玉をいただけただけでもうれしいのに、拙作に丁寧なご感想までいただいて、どうもありがとうございます。私もひらひらとさんと、再びこのサイトにて、詩のお話をすることができて、よかったです!!


(ひらひらとさんのコメントの返信欄からではなく、編集から入ってしまったようで、ひらひらとさんのコメントがUPされない事態になってしまったようです。大変申し訳ございません。)