余白

いつか君のために
残しておきたいもの

僕は何にも残せないから
お気に入りのノートの
最後の最後のページに
そっと余白を残しておくよ

君は気づいてくれるだろうか
気づかないままだろうか

ましろということは
どこまでも
ふかいふかい居場所なんだ

言葉にするものすべてが
ましろにおさまるとは
限らないけれど

僕はここに
そっと余白を残しておくよ

そこに何もなくてもいい
そこに君が感じたもの

それが
すべてましろだから

鉛筆でなぞったみたいな
か細い道が続いている

ノートのような雪の中で
いつか僕たちは
何度でも出会おう


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この記事へのコメント

2012年01月26日 12:41
“ノートのような雪のなかで
いつか僕たちは何度も出会おう”

素敵な想いですね。。
余白と云う言葉は好きです。
心ひかれます。余韻や余地も・・
ましろい想い、雪のように
美しくましろいもの。
ロマンティックな冬の詩ですね。。
2012年01月26日 14:15
eriさん、こんにちは。

心のなかの余白のなかで、再び会える人がいるっていいですね。ふと、ウェブリブログの詩の仲間たちも、そのようであればいいなと思いました。
2012年01月27日 00:19
メイさんへ

足跡がたくさんある中の端っこで時々見つける、何も踏み入られていない新雪のままの一角。また、たくさん書きつづられた、白いノートの片隅のの余白。何だか、誰も踏み入られていない、新雪の一角の景色と重なりました。キチキチと詰め込まれていく時間の中で、余白や余韻という言葉は、ほんの少しであっても、なんだか気持ちにゆとりをもたらせてくれそうですね。

寒さもひとしお厳しくなりました。メイさん、どうぞご自愛くださいね。
2012年01月27日 00:36
ふーちゃんへ

今年一番の寒波が到来しましたね。あまりにも、寒さが厳しすぎますね。

いつも、みんなのことを考えてくれているふーちゃん。
どうもありがとうございます。寒さの厳しい日に、何気なく響いてくる「仲間」っていう言葉は、ほんのりと人のぬくみを感じることさえできそうです。

厳しい寒さが続きます。どうぞお体、大切になさってくださいね・・・。ただ積もるばかりの雪が、止んで、そして少しずつ雪がとけて、早く春がきてほしいですね。

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